こちらの方が大きいのですが、夏物商品の投入時期に失敗しているケースがほとんどです。
お店のコンセプト作りにもかかわるのですが、
投入時期が遅すぎるというケースが多いのです。
前述した、6月の商品投入ですと、お客様はあなたのお店を、鯛焼き店としか認知しません。
秋から冬にだけ、商品を買うと最初から決めていて、夏場にはあなたのお店には見向きもしないというのが現状なのです。
では、なぜあなたのお店を「鯛焼き店」としてしか認知せず、かき氷やアイス最中など冷たい夏の商品も販売しているお店としては見てくれないのでしょうか?
それは、
夏物商品の投入時期と店頭での専有面積の問題なのです。
まず商品の投入時期が遅い(例えば6月下旬)ということは、何を意味するのでしょうか。お客様とあなたのお店の接触頻度が一番高いのは何月でしょうか。
その時期に、本来でしたらしっかりと
夏物商品「も」販売しているお店だという刷り込みをする必要があります。
例えばですが、スターバックスコーヒーの、桜フラペチーノがいつから販売されているのか調べてください。→答えは2月15日からです。
2月に桜フラペチーノが売れるかというと、、あまり売れません。そもそも寒いですから。
しかし、十分前からPOPやポスターなどで認知を上げて、一番売れる4月に備えるというマーケティングをスターバックスはしているということをご理解ください。
鯛焼き店に関していうと、遅くとも
4月から夏物商品を徐々に投入して、夏物商材を販売している店舗であるという認知を上げていく努力をしましょう。